職業は前立腺

こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)

80代のおじいちゃんが、熱が出て意識が朦朧としてきた、といって救急車で運ばれてきた。研修医の露木が診察にあたる。

こんにちは。担当させていただく斎藤と申します。救急車で来ている皆さんに効いている質問なのですが、ここがどこだかは分かりますか?

研修医 露木

えぇ??

おじいちゃん

ここの場所は分かりますか?ここは体育館ですか?ご自宅ですか?

研修医 露木

場所って・・・えーっと・・・

おじいちゃん

ここは病院ですよ。救急車で運ばれてきたんですよ。じゃあ私の職業はなんだか分かりますか?

研修医 露木

うーん・・・

おじいちゃん

よく見て。ここは病院ですよ。とうことは私の職業は?

研修医 露木


この一連の流れは患者の簡単な意識状態をチェックするものである。露木は仕事が丁寧すぎてテンポが遅い節があるが、だからこそこういった基礎的なチェックを欠かさない。

おじいちゃんはそんな露木の真剣な表情を見て一言。

職業・・・前立腺・・・?

おじいちゃん


背後で聞いていた久津と看護師の佐々木さんの腹筋が同時に崩壊した。

 

その後なんとなく元気のない露木に、ベテラン看護師の佐々木さんが謎のフォローを入れる。

だーいじょうぶよ、せんせっ。私なんて若いころ患者さんに、なんだか君の顔見てるとオシッコしたくなるよ、って言われたことあるんだから!全然マシよ!

看護師 佐々木


その後露木は少しだけ元気を取り戻したように見えた。

前立腺は尿道を締めて漏れを防ぐ大事な臓器。露木もその真面目な態度で救急の現場の雰囲気をしめて、漏れを防ぐように頑張ってほしい。そう。前立腺のように。

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