救急車に乗って耳垢を取りに来たおじいさん

こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)

90代のおじいさんが、お腹を痛がる、という触れ込みで家族に連れられ救急車でやってきた。かなり耳が遠くて意思疎通がなかなかとれず、経過が全然分からない。

とはいえ本人はケロリとしていて、お腹の診察でも大した所見はない。大声のやりとりで疲れ果てたころ、久津はふと気になっておじいさんの耳を耳鏡で覗いてみた。

するとそこには大量の耳垢が!!!!!シート状に何重にも積み重なっている。これを見た久津はお腹の診察もそっちのけで、夢中で耳垢掃除にとりかかった。

 

約15分後・・・

救急科医 くづ

聞こえはどうですか?
あぁー、先生はそぉーんな声してたんだねぇ!

じーちゃん

なんと久津は腹痛できたおじいさんの難聴を治してしまった。ようやくまともに意思疎通が取れるようになったが、おじいさんは耳が聞こえるようになった喜びでお腹の痛みも吹き飛んでしまったのか、結局診断はよく分からないまま帰っていった。

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