紹介状で文通しちゃった話

こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)

ある日近くの整形外科から、紹介状の返書が来た。内容を確認すると非常に独特な返書であった。

そもそも病院から別の病院に送る紹介状やその返書というものは非常に堅苦しいのが普通である。例えば返書のようであれば次のようになる。

 

○○病院 ××先生御侍史

平素より大変お世話になっております。貴院よりご紹介頂いた右上腕骨近位端骨折の患者様についてのご報告です。

貴院で整復・シーネ固定されたとのことでしたが、その後は疼痛軽減しており、当院受診時のX線では転移も少なく、すでに架骨形成されていました。このままギプス固定で保存治療を行おうと考えています。

この度は貴重な症例のご紹介誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

△△病院 □□ □□ 拝

 

ところがその返書は手書きの人懐っこい文字でこう書いてあった。

 

くづ君、お久しぶりです。今は○○病院の救急科で頑張っているんだね。近いのでまたお世話になるかと思います。そのときはどうぞヨロシク。

紹介された患者さんは元気に通院しています。

△△病院 □□ □□

 

なんじゃこりゃ、と思ったら差出人の先生は大学時代の部活の先輩であった。思わぬ手紙に心温まった久津なのでした。

4 Comments

はらいそ

こんにちは。1カ月ほどの新参読者ですが、いつも興味深く拝見しております。
さて今日は驚きました。病院の紹介状、私も何度か書いていただいたことがありますが、お返事があるとは知りませんでした!基本的に申し送り的な一方通行のものと思っておりましたので…お医者さんにとっては普通の事なのでしょうが、ちょっとびっくりです。
書面が堅くても形式的でも、なんだかほっこりしました。まして内容がこんな感じだったら見ず知らずの私でさえ心温まっちゃいます。楽しいお話ありがとうございました^_^

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kuzu-doctor

読んでいただいてありがとうございます!
確かに紹介状ってどうなっているか患者さんはあまりイメージわかないですよね笑
このブログがそもそも2ヶ月くらいしか経っていないのですが、これからも更新がんばります!

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HIYOKO

くず先生  こちらのブログ毎回楽しく拝読しています

患者として紹介状(診療情報提供書)、御高診依頼書をを書いていただき
受診することも何度かあります
医療機関で仕事をしていたこともあり、紹介状に返信があることは知って
おりました。

私が医師から記載していただいた紹介状の中には、一応、作成だけはしな
くてはという感じで、紹介元の先生と送られた先生同士がお知り合いで、
私信のような内容のものだったことも数回あったりしたのを思い出しました

紹介元の開業の歯科医師が書いてくださった紹介状を持って大学病院へ
いったら、初診で担当してくださったのはそのご子息だったりしたこと
もありました。この時は、実家だし返信もいらないや…とか言ってまし
たね

紹介状って人柄やつながりがある方同士ですと、確かに文通のような
内容の文面のものってあるのですね

これからもブログを楽しみにしています

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kuzu-doctor

いつも読んでくださりありがとうございます。

電子カルテにも取り込まれるので、本当は私的なものはあまりよくないのですけどね。内緒です。

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