堕落した8歳児

こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)

8歳の女の子が、ドーム状になっている滑り台の上によじ登って、そこから足を滑らせて落ちた、といって救急車で運ばれてきた。

診察を担当する研修医の高崎が運んできた救急隊から現場の説明を受ける。診察を担当する医師は、救急隊の記録用紙にサインと、その時点で推測される病名を書かなければならない。分からなければ”転倒”など受傷した経緯をそのまま書けばよい。

そこに高崎はきれいな字で“堕落”(だらく)と書き込んだ。おそらく“墜落”(ついらく)と書きたかったのだろう。吹き出しそうになったがまさか患者の前で笑うわけにはいかず、後で高崎以外のスタッフ全員に言いふらしてやった。

 

そんなことはつゆ知らず、診察を終えた高崎が報告しにくる。

橈骨の遠位端は折れてますね、多分。それにしても個性的な子でした・・・やっぱりお調子者なんですかねー。

研修医 高崎


その場にいた別の研修医の露木がぼそっと呟く。

まぁ堕落(だらく)してるしね。

研修医 露木


そこで久津の腹筋は崩壊した。突然崩れ落ちる久津に、意味が分からずオロオロする高崎。

・・・?

研修医 高崎


皆さんも書きまつがいにはご注意を。

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